そろそろ春のお庭づくり

株式会社ガルニエ

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そろそろ春のお庭づくり

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2020/02/14 そろそろ春のお庭づくり

デザイナーの柿本です♪

 

先日個人邸の植栽をしていた時に見つけたお宝をパシャリ(^^)

 

青緑がかったコニファーの枝の中に

 

茶色の塊があるのがお分かりになりますでしょうか?

 

カマキリの卵なのですが、お庭で見つけたらラッキーです。

 

これでこちらのお庭にも用心棒が住み着いたなと安心しました。

 

人間の勝手な区分けですが、農業やガーデニングにおいて

 

益虫・害虫という呼び方があります。

 

カマキリの他にもクモ、トンボ、カエル、テントウムシなどは

 

基本的には益虫。お庭で見かけたら嬉しくなってしまいます。

 

我が家の庭にもみんな居ます。

 

多少の虫は付きますが無農薬で管理出来ています。

 

もちろん小鳥もやってきて自然の食物連鎖が日々繰り広げられています。

 

カマキリは毎年成虫自体は1匹くらいしか見かけません。

 

一家に1匹くらいがちょうど良いバランスなのでしょうか?

 

昨年の話ですが、じーっと石垣に止まっていたので観察していると、

 

そこにショウリョウバッタが通り掛かり、両方のカマでガシッ!

 

と捕まえた瞬間は衝撃でした。

 

バッタに食べられていた花弁や葉も多かったので、お見事!と拍手をしました。

 

カマキリの子供たちはダニ、アブラムシ、コナジラミ、アザミウマ(スリップス)

 

等を食べます。我が家のバラにアザミウマが少ないのはカマキリのお陰でしょうか?

 

私はカラスノエンドウという雑草を春先庭で少し放置しています。

 

その花に無数のアブラムシが付いて、バラの時期にはバラからアブラムシを遠ざけます。

 

1番花が終わった頃に引き抜くのですが、マメ科のカラスノエンドウには

 

他にもメリットが。マメ科の植物の根には小さな粒が付く種類があります。

 

根粒菌というバクテリアが住んでいます。

 

植物に必要な三大栄養素・・・窒素・リン酸・カリのうち

 

土の中で不足がちの窒素を空気中から取り込み

 

植物の根から吸収しやすいように変換し、カラスノエンドウに窒素を供給するのです。

 

ですので、根粒菌付きの根をざくざくと花壇内に混ぜ込み肥料代わりにするのです。

 

結果として毎年カラスノエンドウは我が家のレギュラーなのですが(^-^;

 

肥料も特にあげず、冬場の米ぬかとバークチップのマルチングで管理出来ています。

 

きっとカマキリの子供たちはカラスノエンドウに付いたアブラムシも沢山食べているのでしょう。

 

お客様のお庭でも活躍することと思います♪

 

益虫のお話はまだまだございます。

 

また少しずつご紹介させて頂きます。

 

なるべく自然に、無理のない方法で

 

サスティナブルですね♪

 

みなさま良い週末をお過ごしください♪

 

 

 

 

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